東京
荻窪

トマト

東京都杉並区荻窪5-20-7
03-3393-3262

★★★★★  欧風

ご主人の笑顔が印象的

この店は以前に、付き合い“だけ”は古い友人のM君がオススメしてくれたんですけど、 このM君、味オンチでして、ハッキリ言って、アテにはしてなかったんですよ。
で、今こうしてカレーのサイトを立ち上げて情報を集めていて、ふと頭の中をよぎって思い出しました。
荻窪の駅を降りて店に行く道中も、あまり足取りは軽くはなかったんです。
ところが、店のドアを開けた途端、そんな重い空気は吹っ飛んでしまいました。
マスターが飛びっきりの笑顔で迎えてくれるんですよ。ここで、やっと自分の気持ちも「カレー食べるぞモード」に入りました。
しかし、何度も言いますけど、神保町の“K”にはこういうところをゼヒ見習ってほしいものです。

上品なシチューのような・・・

メニューに目を通すと、ありました!“タンカレー”(\1,500)が!!
ほかには目もくれず、オーダーしました。辛さも、何段階かありまして、(辛さに段階ごとにそれぞれ名前が付いていたのですが、すいません、忘れてしまいました。) 2番目に辛いのを頼みました。
その間正面の壁に貼り紙がしてありまして、それによると、「35種類のスパイスとフォンドボーを使い、1週間かけて作りました」だそうです。
この時点で、店に来る前の重い気分はひとかけらも残っていませんでした。
さて、肝心のカレーですが、カレーの中のフォンドボーが非常に濃厚に溶け込んでおりまして、コクがあります。
ハッキリ言いまして、これほどのタンカレーは食べたことありません。ホントにおいしいです。これはうれしい計算外でしたね。今日この日、この場所でこんなにおいしいカレーが食べられるとは思いませんでした。
例えるなら、それはまるで、上品なタンシチューのようでありました。
具のタンも、スプーンで簡単に切れるほどやわらかく煮込んであり、隅々にまで仕事が行き届いてるぞ、という感じです。
そして食後、そろそろ席を立とうかとした時、マスターの奥さんと思しき女性が空いた皿を下げつつ「今デザートをお持ちしますね。」と予想外のセリフをおっしゃるじゃないですか!
「おいおい、こんなにおいしいカレーを食べさせてもらってデザートまで付くんかい!」とうれしいツッコミを胸の内でしていると、カシスシャーベットの登場です。
シャーベットの上にミントの葉とクリームが乗ってました。「手が込んでるジャン!」
今回は最後までやられっぱなしでした。
「M君、これからはちょっとは優しくしてあげるからね。」



ビーフタンカレー