奇跡のカレーライス

東京
御茶ノ水

小川軒

東京都文京区湯島1-9-3
03-5802-5420
http://ogawaken.com
★★★☆☆  欧風

老舗の洋食店

御茶ノ水というと、どうしても明治大学がある方面のイメージが強いのですが、順天堂や神田明神方面のほうが、昔からにぎわっていたようです。それもこれも、神田明神があったればこそ、なんですけど。
で、そういった町並みの中で、小川軒は古くから営業しているんですね。
お店は、1Fに喫茶コーナーがあって、地下にレストランがあります。が、カレーに関して言えば、1Fの喫茶コーナーでもカレーがオーダーできるので、入りやすさから言えば、そちらに入ったほうがいいかもしれません。
今回は、喫茶コーナーの方でカレーを食べましたが、こちらは座席数が20席ほどですかね?それ程広くはありませんが、小ぢんまりした感じがけっこういい感じに感じられます。
接客に関しても、さすが老舗の洋食店だけあって、とてもスマートで、文句の言いようがありませんでした。

絹のように滑らかなカレー

いつもですと、チキンカレーを迷わずオーダーする所ですが、こういう本格的な欧風カレーを出してくれる所では、ぜひともビーフカレーをオーダーしたいです。
で、ビーフカレー(¥1,200)をオーダーしてみました。ターメリックで色づけされたライスと、カレーが運ばれてきました。
カレーポットの中を見ると、カレーの表面が、まるで夜明けの湖のように静かな感じがして、表面にはいっさい具材が見えません。
スプーンで底の方からかき出してみると、牛肉がどっさり出てきて、表面の見た目と中身とのギャップがすごいです。
牛肉はうす切り(とはいっても焼肉屋のカルビくらいの厚さがあるのですが)で、適度な歯応えを残していて、パンチが感じられます。
カレー自体は、非常になめらかで、まるで絹を思わせるような食感です。品のよさがにじみ出てます。
味は野菜とフルーツの甘さが前面に出ていて、スパイシーさに欠けるのがちょっと物足りなさを感じますが、若い女性には受けそうなイメージです。
ですが、シチューならばいざしらず、もう少しスパイシーさを出したほうがカレーとしてはおいしいと思うんですけどね。
同じ欧風カレーでも、トマトプティフ・ア・ラ・カンパーニュと比べると、甘み以外の部分での深さが感じられないのが非常に不満の残るところです。
どうしても薄っぺらさばかりが目立ってしまうのが、もったいないですね。



ビーフカレー