東京
日本橋

インドカリー

東京都中央区日本橋室町3-4-1
UNKNOWN

★★☆☆☆  洋食風

とにかく謎だらけ・・・

この奇跡のカレーライスでは、今まで数々のお店を紹介してきましたが、今回のこの“インドカリー”ほど、謎の多い不思議なお店はありません。
まずはその外観に目を奪われます。日本橋から中央通りを神田方向に歩くと、左手にビルに囲まれた小さな壁一面ツタに覆われた建物があり、それがこのインドカリーなのです。
周りに普通のオフィスビルやデパートなどが立ち並ぶ中で、異彩を放ち一種異様な雰囲気を漂わせています。しかし、店についている看板は「インド風カリーライス」と「珈琲」と書いてあるだけ。店名らしきものが書いてある看板がありません。ひょっとしてこのどちらかが店名なのか?それは後ほど分かる事になります。
ずうっと以前から気になっていて何度も訪れたのですが、いつも閉店中で、「本当に営業してるのかな?」と思っていたのですが、最近他の店を取材した後に秋葉原へ向かう途中ここを通りかかり、いつものようにドアの所にかかっている札を確認すると、やはり「閉店」の文字が。あきらめかけたその時、なかからおばちゃんが出てきまして、 「お兄さん、カレー?」と声を掛けられました。「え?あ、はぁ・・・」と返事をするでもなく立っていると、「ラスト1食分あるから」と、うれしい一言が。おばさんの後について店内に入ると、中はちょっと古い喫茶店といった感じで、ほとんど席が埋まっていました。
席に着くと何も聞かれず、数分でカレーが出てまいりました。カレーのことは事項に回すとして、食べ終わってレジのところに行くと、壁に「50年間このカレー一筋に・・・」と書いてあり、すごい長い歴史を持つ店なんだなぁ・・・と思いました。
あ、それと店名なのですが、自分はいつも取材をする時、住所や電話番号を知りたい時は会計の時に領収書をもらってそれで確認することにしていて、今回もそれで店名とかを確認しようかと思ったんです。
で、領収書をもらうと、そこには住所も電話番号も書いてなく、店名も「インドカリー日本橋室町」とだけ書いてありました。だからここでは店名を『インドカリー』としましたが、本当にこれが正しいのかどうかは、 いまだに自信がありませんです。
それと最後になりましたが、カレーは品切れになり次第閉店になっちゃいますので、かなりピンポイントで行かないと、ここのカレーにはありつけない可能性が高いのでご注意を。

長い歴史を持つカレー

この店では、店に入り席に着くと、何も言わなくてもカレーが出てきます。メニューはカレー一品しかないんでしょうかね?あ、でも外の看板には珈琲の文字もあったけど・・・
ま、それはそれとして、今回はインドカリー(¥1,200)を強制的に食することに。
カレーは本格的インドカレーを標榜する割には極普通のいたってシンプルな昔ながらの洋食カレーに見えます。具は豚肉やらにんじんやらじゃがいもやらがゴロゴロ入っていて、昔学食で食べたカレーにそっくりです。
食べてみると、そんなにまずくはないんだけど、スパイスの香りも味もボヤけていてほとんど原型をとどめてなく、本格インドカレーには程遠いものでした。 が、にんにくの風味だけはかなり強く感じます。(といってもにんにく臭いというわけではないんですけど)
食べていると、だんだんカレーが少なくなっていって、ライスがあまり気味になってしまいます。具が大きい分、具を食べていくとカレーの量が急激に少なくなってしまいます。最後はドライカレー状態で、自分的にはすごく不満の残るところでしたね。
それと、このカレーで¥1,200は高すぎです。これが¥700までくらいならある意味納得いくのですが、¥1,200ではねぇ・・・。場所が場所で昔からやってる老舗だから、というプライド料も入ってるんでしょうかねぇ・・・?
本当にいろんな意味でミステリアスなお店でした。



カリーライス